2009年5月30日土曜日

1NZ-FE カローラアクシオの柔軟さ

営業車は現行型のカローラアクシオ。

CVTってホントにいいですね。

かつてはマニュアル車しか乗りたくなかった僕ですが、自分の車(デュアリス)を買ったときに、一発でCVTファンになりました。

で、輪をかけてこのカローラ。

1NZ-FEエンジンは可変バルブタイミング制御1497cc直列4気筒。横置きFFでCVTとあわせる。110Ps、14.3Kg/mはいまどき突出したスペックではないが、私の初めての車 ローレルのL20型が100Psだったことを思い出すと、はるかに軽くて扱いやすい、燃費もいい(約2倍)、すばらしいエンジンです。

平地を60km/hぐらいで長時間流すと燃費はリッター20キロを超えるときがあります。

べた踏みできっちりリミッターまで出ます。

80~120あたりの中間加速はなかなかのものです。

サスも良く出来てると思います。

この車に乗ってはや8ヶ月、2万キロほど走りましたが、カローラはすばらしい と言うことが分かりました。

1点だけどうしても気になる点があって、2000rpmあたりからゆっくり踏んでいくときに、時々、カリカリカリっとノッキングが出る。ハイオクを使うと消えるので、進角の問題かなとか、温間時にしか出ないので、堆積したカーボンが過熱して先行燃焼するパターンなのかな とか。いろいろ考えてしまう。

CVTの変速特性を生かして、いかに低回転で転がすかがひとつの楽しみになってるのに、カリカリは気分悪いなあ。

でもいい車です。ほしいくらい。

世界のカローラたるにはやはり訳があったのですね。

2009年5月26日火曜日

ふたたび光るとき

いろんないきさつがあって、本来僕が専門にしていることとは違う仕事を、いま、しています。

胸中渦巻く色々な想いは、日によって、さわやかな気持ちのときも、そうでないときもあります。

今出来ることを必死でやること。その価値を信じる心が、時に折れそうになります。

そういうときは、近くに居る、信頼を置けるひととじっくり話すこと。そして、旧知と再会して、自分の通ってきた道を確かめること。

捨てたもんじゃない。いっちょう、もうひとっ走り、全力疾走してみよう と思えるように。

モチベーションなんて自分で家から持ってくるもんでしょう!自分でコントロールできて当たり前!

っていうのがかつての僕の考えですが、ここのところはでこぼこ道がおおくて困ります。

もとい、僕が変わってしまっただけではなくて、状況も刻々と変わるので、それもまたよし。

視点を変えると、今まではでこぼこがあったのに見過ごしていただけかもしれません。

それが見えるようになったのでこれもまた成長とかんがえよう。

2009年5月24日日曜日

忘れないで!

先日の記事「1と100」のなかで書名だけ紹介した本、「1回きりのお客様を100回客に育てなさい (DO BOOKS)

読んで一番肚に落ちた部分だけご紹介します。

たいせつなのは、

顧客に忘れられない存在になること。

ノンカスタマーの分析の重要性(つまり、自社製品を買ってくれない消費者のことを研究することは大切だと言う話)はいろんなところで言及されていますが、それを具体的に、じゃあ何をすればいいのか?と突っ込んだ話です。

たとえば、僕がカレーを食べたくなったとき、いつも決まって、ある国道沿いの某チェーン店に入ります。

ほかの選択肢が無いわけじゃないです。探せば色々あるかもしれない。とは思っています。

それより、今までに食べてまあまあおいしいなあ、また来よう と思った店はたくさんあります。

なのにほかの店に行かずに同じ店に行ってしまう。その理由は、ほかの店の事を忘れてるから。

厳密に言うとまるっきり忘れているわけじゃないです。

カレーを食べたいと思ったときに一瞬で頭の中の候補に挙がるいくつかの店(グループA)と、ほかに無いかな??と記憶を掘り起こしてようやく出てくる店(グループB)、2つのグループに分かれます。たいていの場合、グループAから選んでいくのが手っ取り早くていいわけです。

逆の立場になったとき(つまり売る側ですね)を考えるとやるべきことは明確です。

出来るだけたくさんの人の頭の中でグループAに入れるように工夫すればいい。

つまり、忘れられないようにすればいい。手段はいろいろ本の中でも紹介されていましたが、それぞれが考えないといけない部分です。

このほかにもたくさん、ほほぅ そうか、確かに!と思うエッセンスがたくさん書かれていました。

直接的には、小売店の経営に関係している人にとって分かりやすい内容の本ですが、応用するとどんな業種でも、どんな職種でも同じと言える部分があると思います。

顧客の心をつかみたい、自分の店を愛してくれるお客さんを増やしたい人は、その手段の一つとして、この本に書かれているようなことを実践してみるのも非常に有効だと思います。

えらそうな書評になりましたが、僕は何度も読み返すほど気に入りました。

お勧めします。

2009年5月23日土曜日

傘をかしげて

訪問先の京都の町を、傘をさして歩いていました。

僕の前に、僕と同じくスーツに大きなカバン、傘を差した、MR風の若い人が歩いていて、しとしと雨の降る細い路地は少し風情もありました。

前方から、着物の婦人(30歳ぐらいかな)が、同じように傘を差して歩いてきました。どうも、美しい感じのかたです。雨の日、着物は大変だそうですが、風情はなんともいえないものがあります。

ただ、この路地は細く、傘を差したまますれ違えません。

こんなとき、自然と、傘をかしげて、ぶつかるのを避けますよね。あなたもたぶん避けると思います。

僕の前のお兄さんは、婦人に気づいていなかったのか、そのまま進んでしまいました。傘をしっかり差したまま。婦人は、すれ違うときにすこし傘をかしげて避けましたが、お兄さんがそのまま進んだので、傘はぶつかり、お兄さんの傘から大粒の雨しずくが婦人の着物に。。

あ~あ。。

数秒後、すこし険しいような悲しいような表情になってしまった婦人と私はすれ違いました。もちろん私は傘をかしげて、少し上に上げて。婦人は袖の雨を払いながらも傘をかしげて少し会釈してくれたように見えました。

ちょうどすれ違うそのときです。婦人はさっきの若いお兄さんを振り返って、小さくこう一言発しました。ちょっと僕にも聞こえるように。

「いけずやわぁ。」

いけず、 いけず、あぁ  い け ず  なんとかわいらしい、京都らしい言葉でしょう。

標準語に直すと「意地悪」ぐらいの意味でしょうか?

きれいな着物美人に眉根を寄せて「いけず」なんて言ってもらえるなら、いっそぶつかってみたい気持ちにさえなりました。

雨の日、路地は、マナーをもって歩きましょう。

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2009年5月22日金曜日

コントロール

たとえば、ブログを毎日書くとか。(今日は仕事で力尽きた とか言わないで)

たとえば、酒を我慢すると決めたらきちんと目標の日数我慢するとか。(我慢するほうがストレスになる とか言わないで)

かっ飛ばしたくなっても燃費を考えて走るとか。(時間のほうが大切やとか理屈こねないで)

出かけたら電車で帰るとか。(仲間と飲むのはプライスレスな時間や とか訳の分からん理屈で自分を丸め込まないで)

出来ないとき、継続する力が切れたとき、自分に言い訳したり理由をつけてやり過ごすのは簡単や。

それでももう一回踏ん張って、やる。そうして、結果を出す。

こういうのを、コントロール というんやろうな。

2009年5月11日月曜日

1と100

1つの原則を通すために100の非原則を呑むつもりで事に当たれ

と、以前居た会社で先輩に教わった。

どうしても譲れない大切なものは1個だけ。自分にとって原則と呼べるものだけを全力で守る。それ以外はよほどのことがない限り呑む。

細かいことが気になったとき、これを思い出すようにしている。

他人から見たら些細なことかもしれないが俺にとっては問題なんだ!

と感じたとき、それを行動に移すかどうか、一瞬迷う。

迷うが、このルールに照らすと簡単に解決する。

どうしても譲れない、自分にとっての大原則に関わることでなければ、あとに回す(また今度考える)か、忘れることにする。

そうすると、自分にとって何が大切か、輪郭がはっきりしてくる。

今日見つけた、よさげな本:1回きりのお客様を100回客に育てなさい (DO BOOKS)

読んでから、また、記事にしますのでお楽しみに。

2009年5月1日金曜日

モラル

新型インフルエンザ感染の疑いのあった高校生の通う高校では、全校生徒の検査を行うそうな。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/news/20090501-OYT1T00581.htm

一方、アメリカのオバマ大統領は4/16にメキシコに入国(メキシコ国内で1例目の発症は4/13)しており、同行したスタッフがインフルエンザのような症状を呈しているというにもかかわらず、報道発表は「大統領の体調には問題がなく、検査の必要が無いと医師が判断している」というもの。

これだけの重要人物にインフルエンザ感染の疑いがあるというのに、「検査の必要が無い」なんていう医師が居るのだろうか?

ニュースで世界地図に感染者数を書き込んだ図をつかってキャスターがインフルエンザの猛威を説明する。

が、中国、ロシアと南米諸国はいまだゼロなのか????

つまらない情報操作で被害が拡大しないことを祈ります。

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