2006年9月18日月曜日

立って飲む 千里バージョン

転職してからは、本町の、あのスタンディングバーにはほとんど行けなくなり、(というか、そうそう飲んでられなかったのもひとつ)ちょっと寂しくなっていたが、最近はようやく立ち飲みに巻き込める仲間もできてきて、千里中央の立ち飲みやさんでヤル。

会社に、同い年の先輩がいて、懇意にして頂いてる。最近特に、あるトピックで意気投合、立ち飲みで時間を忘れてアツく意見交換できるような間合いになってきた。うれしい。 ほんまにうれしい。僕の顔を知ってる読者のかた、今僕がどんな顔か想像つくでしょ(笑)かつてこのブログで僕が理屈をこねていた「立ち飲みのたのしみかた」とは少し違うかんじ。でもわるくない。

そもそも、出かけるのが面倒になった珍しいある夜、「ちょっとよろう家」という、この店のベタなネーミングが僕の心をがっちりつかんだ。その晩がきっかけで、ほんとにビール一杯で充分な日はここに行くようになる。店の女の子も声が張ってさっくりしてて気持ちいい。気が楽や。

この店、昼はうどん屋さん、夜は立ち飲みになるが、なんと生ビール1杯280円。アジフライも280円。串揚げ10品盛り合わせが800円弱。角のハーフボトルやオリジナル焼酎のキープもできる。御堂筋線にゆかりのある方、ぜひぜひ千里中央の北改札そばのこの立ち飲み屋に来てみてください。○○線のガード下の本気屋台をイメージしてるかた、もっと綺麗ですから安心して。オトナにハヤリのバールをイメージしたかた、ぜんぜん違いますが来てみて損はないでっせ。

んで、本町 TRIP のような社交場感覚、梅田 セブンシーズ の「ビール好き仲間集まれ~」ムード、 松葉 みたいな、ごった煮感、どれも捨てがたい楽しみがあるけれどそれらがすべてかというともちろんそうではなくて、「スタイルというものはお互いを受け入れ認め合って初めてひとつのスタイルと言える」と考える僕の感覚では、そもそも酒を飲むシチュエーションにこだわりがある人とそうでない人がいる。いい悪いは無いが、こだわる場合の話から始めたい。いつか分析チャートにでもしてみるが(w)、まず、一人で飲めるかそうでないか で、酒飲みを大きく2つに分けられる。

いろんな言い方ができると思うが、まずは、

(1)一人っきりで飲むシチュエーションに関して。・自分と向き合う勇気がある人に向いている。⇒こころから酒のことだけを考えて飲める、杜氏のような、酒に対する愛があれば別やが、普通の人は一人で飲むと内省を始めてしまう。これが苦痛な人は向かんなあ。と思う。・飲み方や量に自分のルールを持ち、守れる自制心が必要。⇒これは言えるやろう。

(2)一人で飲みに出かけるパターンで、最後まで一人のケース。・一人でサテン(喫茶店ね)に入るのが平気なタイプ向け。・想定外のシチュエーションを笑っていなす、またはさりげなく去る これができる人向け。一人っきりの客が一人っきりで居続けることが許される場所は、そう多くない。たとえばまともなバーのカウンターならOK。一人がいいなら一人にしておいてくれる。他人の話が聞こえて、それにうなずいたり連想を楽しんだりするのは自由やし。その辺は店主もしくは店員、バーテンダー(正しくはバー・アテンダーね)との間合いというか距離によるわな。お客さんをいじるのが好きな店もあるし、ね。でも、酒処のほとんどは、複数での来店をターゲットにしてる。ご存知の店を順に思い起こして見て。そうでしょ。それでも一人飲みを貫けるのはあるいみスタイルなので、これはこれでいいんでしょう。僕も時々します。ものすんごい大きなショックのときとか、プチ人間不信のとき、大失恋のとき。そらぁ一人がええっしょ。。。。まぁ店探しが大変ですね。

(3)最後は僕の行動パターン。一人で出かけて、酒場で友達を作り、盛り上がりるパターン。酒場で、積極的に人の話を聞き、入っていってもいいかよく観察、吟味し、会話に入ることを申し込み(申し込まずに勝手に入ることのほうが多いが)、よく聴きよく話し、お友達になる。人が好きなので、当然人なつっこい。人なつっこい人を嫌う人以外にはもてるよね。その場が盛り上がる。お互いに興味を持って話せるので、お互いに得るところがある。という図式やナ(笑

この3つとも苦手で、飲むのは知ってる仲間だけ、新しい人とは苦手 っちゅう感じの人は、僕の中の分類で「「一人で飲めない人」となる。

本町T 梅田S は、人なつっこい人向け。梅田MはどちらもMIX。ただ、阪神戦の開催中は濃いトラが絡んで来るときがあるので苦手な人は避けてください。

某:「おっ、にいちゃん、ビールようけ飲んでんなぁ~ つよいやん、ええやん、ええやん。 ところでにいちゃん野球はどこのファン?」(正確には「ファン」と発音せずに「フアン」となっている)僕:「あ、僕、野球は近鉄ですわ。」某:「・・おー近鉄かぁ~。。ええやん、しゃあけど微妙やな~。あははは。まあ、ええわ、ええやんええやん、な、にいちゃんもっと飲み。な、飲み飲み、な。ありがとー」(去っていく)

とか。

これに爆笑できた人は新梅田食堂街の「松葉」行ってね。んで、一番酔っ払ってそうな人に話しかけてみよう!メイクドラマです。

今日はここまで。

2006年7月20日木曜日

書く元気

仕事が忙しいとかナントカは書かない言い訳で、ほんとは、大事にしてたハバネロがひと株枯れてしまったり、わがRB25DEのアイドリングが、ミスファイヤでもないのに不安定になってたり、この4ヶ月の新しい職場での出来事なんかも山盛りあったりするのだが、書かなかった。書く元気がなかった。仕事では気を張りすぎてて、帰ったら寝たかった。たまに飲みい行くと深酒で、家に着いたら寝ていた。それが、ここんとこようやく、寝る前にゆっくりINET使ったりできるようになってきたので、その余裕が戻ったのなら書かねば、と。理由はもう一つあって、<C>さんと再会したからだ。再会した<C>さんが私の記事を楽しみにしてると言ってくれたからだ。駄文でも何でも、書いておかねば。

2006年6月23日金曜日

覚悟

まとめて本を読んだから誰の言葉だったか確かめないと不確か。

ことばは、「覚悟と集中」

仕事の話でね。キーワードはこれやと思う。「全力であたってるから、これであかんかったら、もう打つ手ないわ」  ぐらいの覚悟。プラス、集中力。

これ実践できたら答えは出ると思う。ほんまに全力でやってるか? て、自分に問える、また掛け値なく答えれる、足りないときは自分にハッパかけれる、そうであれば、解決できへん問題なんか、ないんちゃうか????突っ込み歓迎。

実際、今の職場でこれを意識して日々やってると、少しづつではあるが力を貸してくれる人も増え、理解してくれる人も増え、いろんな面で良くなっていっている。

こころの一番深いところでもってる「誠」(この言葉、好きなんです)がしっかりしてれば何やっても楽しいし、うまく行くし、うまく行かなくても腐らない。

言葉が足りないので理解してもらえないかもしれないが、そう考えている。小手先じゃなくて、よくても悪くても良いから、自分で得てきた人生経験で地に足をつけてしっかり生きて生きたい。

葉隠入門 にある。

「生きることは、死ぬことと見つけたり」

死ぬ覚悟ができるぐらいのテンションを自分で作れれば、生きる人生が本当の意味を持つ。そういう意味に解釈している。

2006年6月2日金曜日

ディスクローター研磨

赤い店に車検に出した。走行8万キロ強で総額25万はまぁまぁ。か。

嬉しかったのはブレーキ!ジャダが出て10ヶ月。パッドもさぞかし減っただろうと思いながらだましだまし乗ってたが、見てもらうと、F側はコンマ5ミリも残ってなかったそうな。。危なかった。。。

で、ローターのひずみも研磨してもらい、パッドはとりあえず純正。フルード入れ替え。

ほんとに良くできたブレーキです。あ、自己満足なので突っ込まないでね。

軽く踏み込んでやれば、こちらの右足のニュアンスを汲んで、ゆっくりと力強く

制動する。こんなに良く効く対向ピストンキャリパが地味~~な色なのも

渋みがあって好きなんだ。

停まれる自信が、高速走行でも安心感につながる。心おきなくアクセルを踏める。

息継ぎ

転職して2ヶ月が過ぎた

大きなものを任せて頂いて、少々苦しいながらもなんとか切り盛りする

そんな幸せなポジションに、いま、居る。

仕事が楽しくて仕方ない。

§

先日久しぶりに、かの立ち飲みに顔を出すと、おっちゃん<C>が転勤とのニュース

んんん。。次に店に行くまでに発ってしまわれるのかな。。。

そうそう、ちなみに、この<C>兄貴に教えてもらった、中央環状線沿いのBAR

~中央環状線沿いの千里から伊丹の間にあって、南向きの夜景が綺麗な静かなバーだったそうな~

もう閉店してしまった、と、少路駅近くの美容室で聞いた。

そんなこともあって、余計にCさんに会いたくなった。

肩の荷物を下ろして陶々と酔う、立ち飲みの夜が恋しい。

§

生演奏に触れる機会が最近続いて、ギターの弦の音に感動させてもらった。

月に一回ぐらいかな。大好きな店を全部ハシゴするような、そんな夜を作ろうかな。

いかがですか?    

2006年3月17日金曜日

おおおおお!!YouTube

  先日、シュールなおにぎり青年Jと立ち飲みに行ったときに、

Led Zeppelin 1973ライブ を観た。

immigrant song

ものすんげ~~ かっこよかった。

16のときに初めてフォークギターでトライしたのは、長渕剛の「巡恋歌」イントロと、

ツェッペリンの「天国への階段」のイントロだった。

ジミーペイジはヤッパリ神様だ。

Wikiで調べてフムフム言っていると、すごい記事があった。タイム感 という言葉も初めてだったが、分解能とか、シャッフル感とか。微妙に判りにくい感があるが、とにかくすごいのだ。詳細はWikiの記事をフムフム読んで欲しい。

タイム感のところの引用・・

※タイム感=仮に一小節の一拍を96分割し、その96×4拍=384を一つの尺度とした場合、348の中で繰り広げられる8ビート(あるいは16ビート)の譜割において、四分音符による4拍が「0(384)、96、192、288」あるいは8分音符8拍が「0(384)、48、96、144、192、240、288、336」で刻まれるのが「ノーマルなタイム感」であるが、ドラマー個人において少々のバラ付きがある。ボーナムの手癖にあってはそのタイム感が他のロック・ドラミングに比して極端にクセが強い。8ビートでも16ビートでも「ややシャッフル気味に叩く」のが彼のクセであり、1/4拍を常に「シャッフル気味の5連譜」で分割しながら叩いている。ボーナムのタイム感に対して、ギタリストであるペイジのタイム感は明らかに「走り過ぎ」「モタリ過ぎ」なのだが、その二人のタイム感の差異をジョーンズのベースが96分割の4倍強の分解能で「絶妙なリズム補正」を施すせいで、LedZepの演奏には比類ないスリリングな「グルーブ感」がもたらされる。1980年代後半のデジタル・レコーディングの世界ではその1拍に対する分解能を「タイム・ベース」と呼び習わし、ボーナムのドラミングだけが他のドラマーにないタイム・ベースを割り振りをしていたため「独特のタイム感」と評価されるようになった。だが彼のそのタイム感も、ペイジの奔放なリズム感とジョーンズの異常な分解能があってこそ、バンド独自のグルーブ感として現存しているという訳だ。

 参った。

もと記事はここね==>    

5杯目:マグロ漁船に乗ったらね

志村けんさんかと思った!というと少々失礼だが、雰囲気が似ている。

笑顔かな。やさしくて、小柄で、お話し上手で、世界中に友達が居る、

そんな、おっちゃん<D>の登場。

初めてご一緒したときは、何かの映画で共通の話題が合ったんだと思う。

そのあと、Tちゃんがエジプトに行った話の流れで、なぜかおっちゃん<D>の

世界スケールの話に。

なかでも、マグロ漁船のお友達の話は圧巻。

マグロ漁船に1年余り乗って、その友人は日本に帰ってくるらしい。

ポケットというポケットにに入りきらないほどの札束を詰め込んで。

そして、おっちゃん<D>に電話してくるのだそうだ。

「帰ったよ。めし食いに行こう!」

程なく、友人の乗ったタクシーがおっちゃん<D>を迎えに来る。

食うわ呑むわで大いに楽しんだあとは、

その友人はそのままの勢いで家を買う。(札束はそれくらいあるのだ)

そこに、恋人をパッと見つけてパッと結婚して住んでしまう。

2年ほど日本に居ると、また海に行きたくなり、マグロ漁船に乗ってしまう。

帰る保証が無いので、離婚する。

話半分に聞いていたが、おっちゃん<D>の話術はなかなかのもので、

いまでは9割信じている。信じているし、その友人の方に一度お会いしたい。

いくら、海の男がかっこいいからって、いくら、ン千万を1年で稼ぐからって、

パッと見つけてパッと結婚って。。。。。

かっこよすぎる。。。。。。

ちなみに、おっちゃん<D>は、一番すきなのはオランダ人だそうだ。

やさしい恋人が、むかし、居たのだそうだ。

それはそれは素敵な恋をしたそうだ。

聞かせていただいてジーンと来たが、照れくさいので、

「よーし、ほんじゃあ、俺もマグロ捕るから、Tちゃん、俺が買うモナコの家に一緒に住もう!住んで~!」  の方向で笑いにしといた。

いいアイデアを貰った。

マグロかどうかはゆくゆく考えるが、稼いで稼いで、信じられないくらい稼いだら、

モナコかモロッコに住もう。

そこに住み着いたら、一生を独身で暮らすのだ。

それで、世界中の女の子と素敵な恋をしよう。

そういうイメージを持っているのも、悪くない。

映画「コラテラル」の運転手が持っている、楽園の絵葉書みたいなもんだ。

本当にそれが良いかどうかとかは関係なくて、その情景を想像することで、

すごくリラックスした楽しい気分になれる。そういう映像を出来るだけ詳細に、

頭の中に撮影するのだ。

で、時々、上映して、楽しい気分になって、毒が抜けて、やる気が沸いてきたら、

さっと目を開け、現実に戻り、さっきよりもガッツを持って問題に取り組もう。

2006年3月9日木曜日

母のめまい

 何年かぶりに、メニエール(めまいの病気)で母が救急車に乗った。 妹が駆けつけて、いろいろしてくれたようで大変なことにはならなかったが、 昭和18年生まれはもう丈夫な体を持っていないので非常に心配だ。 心労だろうか。考えすぎて心配しすぎるところが有るから、もっとしばしば帰って 安心させてあげようと思う。 

なんびとでも無い、今は老いて小さく弱くなってしまった母ではあるが、 小さかった僕にとっては正義のすべてであり、美であり、道であり、 母が父を愛する姿は女性の鑑だとおもってきたのだから、  こんな、何もできない僕でも、やはり、静かな老後を過ごさせてあげたいのだ。 僕にできる親孝行はそれくらいしかない。    いつもの立ち飲みで、仲良くしてくださっている大先輩が話してくれた。

その先輩はいま、52歳。 いま居られる会社で、来月、代表取締役に就任されることが決まった。 感無量の喜びの中、想ったのは、母上のことであったそうだ。 この方が社会人になられるとき、母上が、「これくらい持っていないと」と 作ってくださったらしいのが、実印だったそうだ。

ご両親が名づけたいとしい息子の名前を彫った、大切な実印。 

ご自分でおっしゃるには、

「私は普通のことしかしてきていないですよ。 目だってすごいことをやってきた覚えが無いのに、こんな風に、サラリーマンとして最高の 出世をすることができたのは、母親の加護があったからですよ。そうとしか思えない。」

九州でいま、ふせっておられるお母様に、今月報告に行かれるのだそうだ。 

 

私も、母が元気なうちに、泣いて喜ぶような親孝行をしたい。 親父の時には間に合わなかったので。   

2006年2月27日月曜日

3杯目:お話し上手

DSC00003.JPG ほとんど毎回お会いする、おっちゃん<B>。おっちゃんというとちょっと申し訳なくて、実は彼のほうが1歳年下であるが、ここではまとめておっちゃんに統一させてもらおう。話し方も雰囲気も堂々としてたもので、何か「話す商売」の方かなあ と、勝手に想像していた。それくらい、お話がスマートで声質も聞き取りやすく、滑舌も良く、ついついウンウンうなずいて聞いてしまう。そういう、うまさなのだ。おっちゃん<B>の2つ目の特徴は身なり。いつも身奇麗で、暖色系ですっきりしたスタイルでキメて居られる。自然と、清潔でやさしい、誠実なイメージを持つようになった。おっちゃん<B>は、カウンタで、しきりにものを書かれる。手紙を書いておられるのだ。内容なんてもちろん聞けないが、英文で手紙を書いておられる。のぞいたんじゃない。ちらっと見えたのだ。前に一度、彼の携帯電話が鳴った。2つ折の電話機を広げながら店の外へ急ぐ彼。ドアをくぐるその瞬間に聞こえたのは、「Yap!」。    素直に「かっこいい~~」と感じることが出来た。日常で英語を使う人がまわりにいないと、こういうときに非常に強い刺激を受ける。海外を行き来して商売なさっているらしい。

余談だが、今の職場に私の苦手なオニイサンが居て、なぜ苦手なのかというと、電話口でとか会議中にとか、普通に「はい」とか「そうです」と言えばいいところで、カレは、大きめの声で高らかに「イエ~~ス!」とか言っちゃうのだ。。。この二つは似ているがぜんぜん違う!!お分かりだと思うが、おっちゃん<B>は、相手が英語なので、英語で会話しようとしている瞬間だ。カレは、周りが全員日本人で、会話も日本語であるにもかかわらず、「イエ~~~~ス!」なのだ。ちなみに、他には、「その点は了解しています」の代わりに「理解。理解。理解。  その点は理解。」というパターンもある。言っちゃあ悪いが気持ち悪くて仕方ない。

戻る。

この、おっちゃん<B>をはじめ、この店のお客さんにはスマートななりをした紳士が多い。紳士といっても、みんながパシッとスーツなわけじゃなく、カジュアルもワイルドもオーセンティックもありありの中で、かっこいいおっちゃん(にいちゃんも)ばかりなのである。この辺一帯が繊維で栄えている街であるだけに、さすがこの街、と言うほか無いが、服装を見ていて悪い意味で気にかかるケースはゼロ%だ。加えて、社長業とか商店主とか、独立心が強く、独特の生き様を楽しんでおられる方、個性が強い方々が多いのも事実。今までお会いしたかたがたはほとんど全員、濃いキャラクタだ。かといってお客さん同士がぶつかり合うことは無い。調和しているのだ。

前回書いたが、ちょっとぐらいのズレや摩擦は酒と笑顔で軽くいなしてしまうぐらいで無いと、こういう店の飲み方には合わないのかもしれない。

2006年2月20日月曜日

格言

今まで知らなかった格言やことわざ、アフォリズムを知るのは楽しいものだ。

女性が最も激しく愛するのは往々にして最初の愛人であるが、女性が最も上手に愛するのは常に最後の愛人である。アンドレ・プレヴォ

心の底を傾けた深い交わりは禁物です。愛情の紐は解けやすくしておいて、会うも別れるも自由なのがよいのです。エウリーピデース

男の最大の幸福は“我欲す”、女の最大の幸福は“彼欲す”ニーチェ

どうしてもどうしてもさわりたくて、気が狂うほど、もういてもたってもいられなくて、彼女の手に触れることができたらもうなんでもする、神様。吉本ばなな出典:とかげ

 

ばななさんのは、すごいな。

2006年2月16日木曜日

2杯目: おっちゃん<A>のこと

初めてそのたちのみバーに行った夜のこと。

バーのおくの柱には液晶のワイドテレビが掛かっていて、すもうがかかっていたり、映画のDVDがかかっていたりする。友人Kとその後輩に教えてもらってはじめて行ったバーだったので様子見。画面では、映画「ナショナル・トレジャー」でニコラスケイジが快演。途切れ途切れで映画を見るのもそれなりに楽しい。話題のおかずとしてはさむこともできる。別に話題に困るわけではないが、限られた時間、いろんな話をするほうが面白い。FBI側のショーン・ビーンはRONIN(’99)ではじめてみたが、なんか中途半端な、キマラナイ役が多いなあ とか。

そのとき隣で飲んでおられたこの方を、おっちゃん<A>としよう。あったかそうなブルゾンで髪はロマンスグレー。本町から堺までちゃりんこ(自転車)で帰るという!!!!つわもの。「自転車を買われることをお勧めします。おやせになったほうが。」と、直球。これだから立ち飲みに集まるベテランたちはおもしろい。おっちゃん<A>は、110KG→85KG の25キロを、自転車通勤によって半年で成し遂げた勇者なのである。

おっちゃん<A>は、ウイスキー党。けっこう飲まれる。何度かお会いした夜に、ラフロイグをご馳走してくださった。初めて試したが、「正露丸」との評判はぴったり。でも、好きになってしまいそう。なったらやめられないかも。おっちゃん<A>はたぶん44歳ぐらい。私がおっちゃんと呼ぶのは失礼だがにいちゃんではずれるのでここは許してもらおう。

このバーには、毎夜毎夜、本当にたくさんの心優しきおっさん(失礼)たちが集まる。

少しずつご紹介してゆくので、お楽しみに。

2006年2月15日水曜日

1杯目: たちのみ考

立って呑むのが好きだ。

腰をすえてやるのもいいが、立ってる姿勢でないと生まれない、独特の雰囲気や間合いがある。

たっていることがカジュアルさを生み、新しい友人とも親しくなれることがある。肩が触れ合うほどの込み具合なら、自然に笑顔で譲り合う。カウンターに2人だけなら、あまり話さない身の上もつい話せたりする。議論している二人の客から「どう思われますか」と意見を求められるときも有る。こんなのは静まり返った上等のバーのカウンターでは難しい。静かで上品なバーで、時間の澱(おり)みたいな夜を過ごすのも楽しいが。カウンタは神聖な場所。その向こう側は、バーメンしか入ってはいけない、文字どおりサンクチュアリなのだという。

立っていることがお互いに緊張感を生むときも有る。堂々たる風格の、私が目指してゆきたいような紳士にお会いしたとき。いすの有るカウンタなら、恐縮するならじっとしてればいい。近づかず。立ち飲みはそうは行かない。興味深いお話を連れ合いの方となさっているのをこちらでなるほど、と頷いていると、(いや、聞こえてしまうんですよ。)いつか気づかれて、「やあ、いっぱいどうですか?」なんてことになることもしばしば。たちのみでないとこれはなかなか無いのだろう。

たとえるなら、いすの有るバーは、脚本のある映画で、バーテンダーが有る程度はコントロールしてくれる。上等の無垢のカウンタは、そこに座る者に下品な言葉を言わせないだろうし、席に着く客も、脚本どおりの進行を楽しむ部分があるかもしれない。

たちのみは、アドリブだけで作る舞台。店主は「たのしんでください」というテーマだけを持つ。ルールもタブーも、お客さんのほうが知ってんでしょ?と、こちらに預けられる。そんな舞台には、すこしばかりの経験と自信がないと、立とうと思わない。でも、立ってみたいと思えれば、あとは大丈夫。舞台の先輩たちは後輩にアドリブを教えてくれる。態度で、ムードで。

私の大好きなバーはたくさん有るが、たちのみで出会う仲間(大先輩~息子のような年の青年まで)は皆すばらしい。一人で楽しんでいるもの勿体無いので、少しずつご紹介しよう。

お酒の場の鉄則で、人の名前は出さない。ご本人が宣伝なさりたい場合は例外。まあ大好きな酒場のことを書くのだから、お店に迷惑がかからないように細心の注意を払うが、もし読んでいてマナーやエチケットにもんだいがあれば教えていただきたい。すぐに詳しくお聞きして、改善してゆきたいので。

楽しみになってきた貴方。    おさけ おすきでしょう?

2006年2月7日火曜日

自動翻訳で小さな笑い

mte00.JPGWEB上のサービスで「自動翻訳」が有ります。機械翻訳とも言いますが、最近はアルゴリズムも目覚ましく改善されて、数年前のようにあまりにおかしな日本語になることはなくなりました。とはいっても、まだまだ不完全で(当然ですが)自動翻訳で訳すと面白い英文はたくさんあります。

面白い例が、CIAによる日本のデータ (World Factbook) →→リンク

私がつぼにはまって笑ったのは、

Terrain:mostly rugged and mountainous 土地: ほとんど荒れていて山地です。

違うでしょ!(笑)

Net migration rate: 0 migrant(s)/1,000 population (2005 est.)正味の移住割合: 0の渡り鳥(s)/1,000人口(2005年のエスト。)

渡り鳥って!!(笑)

Maritime claims: territorial sea: 12 nm; between 3 nm and 12 nm in the international straits - La Perouse or Soya, Tsugaru, Osumi, and Eastern and Western Channels of the Korea or Tsushima Strait 海事クレーム:領海:12nm;国際海峡-ラ・ペルーズか醤油、津軽、Osumi、および朝鮮か対馬海峡の東洋・西洋のチャンネル-で3nmと12nmの間に

しょうゆと宗谷は違うのですよ(W

( ´△`)アァ-面白かった。

2006年1月27日金曜日

プロファイリング プロフィール

ずっと気になっていることがあります。 プロフィール という言葉。  英語のprofileは 発音は プウファイル(goo辞書より 三省堂提供「EXCEED 英和辞典」) ━━ n. 横顔, 側面; プロフィール; 輪郭; 姿勢; 人物寸描; 概評; 【建】側面図.in profile 横顔で(は), 側面[輪郭]から見て.keep [maintain] a low profile 控え目にふるまう.━━ vt. …の横顔を描く, 寸描をする; …の輪郭を描く, 輪郭を見せる ((against)); …の側面図を作る.profile chart 【経営】特性図表 ((採用時の各種試験の結果を統合して図表で表したもの)).pro・filer 【コンピュータ】プロファイラ.  同じ三省堂の辞書で「新語辞典」というのがあるらしく、 プロフィール【profile】(1)横側から見た時の顔の輪郭。横顔。また,横顔を描いた肖像画や横顔を撮影した写真。(2)簡単な人物評。人物紹介。(3)人や物などの特徴。また,個人的特徴。  三省堂提供「デイリー 新語辞典」より となっており、さらに、 プロファイル【profile】コンピューターの基本ソフトで,さまざまな設定情報の集まりのこと。ユーザーに関するユーザー-プロファイル,ハードウエア環境に関するハードウエア-プロファイルなど。  三省堂提供「デイリー 新語辞典」より と掲載されています。   

???疑問に思うのは私だけではないでしょう。本当は両方「プロファイル」ではないでしょうか。 そもそも新語辞典とは何か明確に説明できないので調べてみたら、http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/dicts/daily_singo.html出版元の説明は、 

毎日ふえ続ける新語をハンディなサイズに収録。ニュースに出てくる言葉、インターネット上で見かける言葉、辞書にもまだ採られていない新語を中心に約六千語を詳しく解説。現代を象徴するテーマを19に分け、関係のある項目をまとめて参照できるインデックス付き。アルファベット略語も収録。

 ということらしくて、一般の辞書にまだ採録されていない語 ということは、意味や用法に関しての認識が一般に共有されていない語も含まれることになります。 そのレベルの単語をWEBの検索結果のベースにしてしまったら、問題があるような気がします。   

2006年1月20日金曜日

分かりやすい が一番知的

お気に入りの格言はたくさん有りますが最近心に残ったのはこの二つです。

Aクラスの人はAクラスの人を採用したがり Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる

難しく長く話す人より シンプルに短く話す人のほうが優秀な頭脳

2つ目のいい例があり、「許されざるマネックス証券」では、ライブドアが暴落したことでなぜ今回のような大規模な下落になるのか、明確に説明なさっています。

いい、わるい の話の前に、こうして正確な知識を得るのは 非常に大事なことだと思います。

2006年1月19日木曜日

私の究極ハンバーグ

食べ物で、何が一番好きかと聞かれれば

   ハンバーグ

これに尽きる。

私の究極ハンバーグは、羽曳野市にあるステーキハウス「Big Joe」のハンバーグ。

正確なメニュー名は忘れたが、とにかくものすごいあらびきで、ミンチというより「刻みロース」って感じなのである。1800円ぐらいしたはず。友達に薦められて初めて行った時を含め4回ぐらいしか食べていないが、文字では書けない、写真では伝わらない、本物のうまさがある。元力士の方の経営で、ちゃんこ、すき焼き、しゃぶしゃぶのお店も敷地奥にある。これも感激の肉質。泣くよ。ほんとに。

ここはいつも混みあっている。今以上に混む店になるのもいやなので詳しく書きたくない気がする。

それほどうまい。

2006年1月18日水曜日

渦は自分で

リンク:Wikiでプロジェクトマネジメントする4つの方法 でDainさんが書いておられます(さすが!!といわざるを得ません)が、こういったしくみを実際に運用する、利用してもらうということが非常に難しいでしょう。WikiとBLOGと掲示板をうまく組み合わせれば、情報共有のメッシュの細分化や共有速度の向上に関しては容易に計画が立ちます。「使えるようになる」のです。次に「使う」ステップですが、全員が、このしくみを利用するメリットを理解し、そのメリットを享受したいと考えなければ、所期の効果も半減するというものでしょう。最後の行の

渦は自分で起こせ。まずはスモールスタートで。

が、妙に心に響きます。

ウチの組織内でもWiki活用を試みていますがうまく行っていません。もう一度要求定義からきちんと整理して、3月までにやり遂げねば。。。。。