自分の大好きなものを、親しい友達も大好きだと分かったとき、なんというか、もっと、その友達のことを好きになってしまいます。
ディナーラッシュ がその友達の口から出たとき、それから、その映画で感じたことがすごく似ているって分かったとき、すごく幸せな気分になりました。
あなたが今週末、観終わってから、やられた!って叫ぶ映画は、、、、
ディナーラッシュ/DINNER RUSH (2001)アメリカ
レストランの一夜の出来事のお話です。短く言うと、「スタイリッシュで臨場感最高の”レストランムービー” 結末で料理されるのは、あなたの感性。」
内容にはくわしく触れませんが、
この映画の、ちょっと速めで心地いい独特のテンポには素直引き込まれます。
また、脚本演出面では、サービス業のご経験者なら必ずうなる(叫ぶ)でしょう。
レストランのスタッフのオペレーションが、ほんとに迫力の緊張感を持って
描かれています。
たとえる言葉は「戦場」しかないでしょう。
昔居たホテルのキッチンを思い出しました。
戦場と化したキッチン(仕事場)を知らない人は、見ているだけで緊張感で
疲れてしまうかもしれません。
テーブルに到着した瞬間の料理も魅力ですが、
作るのも大好きな私がここでこだわりたいのは、
磨き上げられた食器に、
たったいまできたての料理が、
シェフによって美しく盛り付けられ、
デシャップ(DISH UP)に載せられる、まさにその瞬間の、
生まれたての料理の放つ湯気、香り、いろ、温度、ムード
そんなものがミックスになった、
生まれたての料理にしかない、
私の脳の食欲中枢を直接ノックする、オーラのようなもの。
私の言っている それ がスクリーンに表現されている映画を、
このディナーラッシュのほかに知りません。
私なりにストーリー推理には慣れているつもりでしたが、
この作品のラスト数分では、「うゎ!そうか!!!」って
叫んでしまいました。あとは湧き上がる笑い。
うまくやられたときの楽しさ。
主演の俳優エドアルド・バレリーニもかなりの男前です。
この記事を書いてたら、もう一回DVDを借りに行きたくなって(笑)
記事をタイプしながら、もう、中腰です。。。。
<お勧めコメント>お勧めも何も、映画が好きでおいしいものがすきなら、見るべきです。
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