時間つぶしに立ち寄った梅田のTOWER RECORDSで、Roman Andrenを聴いた。
このアルバムをディスプレイしてあるラックにド派手なコメントのPOPがあってちょっと引いたが、買ってみると、なるほど、きれいで丁寧な音作りで、安定感も色彩もある。とても気に入って、この週末、娘をだっこしている間ずっとリビングに流してた。
アルバム JUANITA のタイトルは彼の愛娘の名から取ったそうだ。
2.Bumblebee
4.O Sapo
9.O Mundo É Seu
が特に惹かれるナンバーで、清潔感があってやさしい恋人と午後のひと時をゆったりと過ごしているような気分にしてくれる。
なんともスマートなAndrenの鍵盤捌きは、まさにTowerのPOPどおりで、独りよがりでない、よく抑えの効いたアドリブのような心地よい新鮮さ、構成や進行は様式美を求めるファン層にも受け入れられる誠実なつくり。音色やリズム、フランジャーの係り具合も絶妙に70'sを思い起こさせる。
13.Love Has A Name
は日本向けボーナストラック。この曲だけほかと少し違うトーン。
ロバートパーマーのバラードのようなほろ苦いメロディーの感じと少し甘いヴォーカルが妙にバランスしていて、これが一番最新の録音なら、この曲で次のアルバムの方向性も少し見せてるのかな、とか、つい考えてしまった。
Towerに行って衝動買いも、いいもんだ。
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